にきびのケアについて
にきびは、いろいろな理由で発疹ができ、それと同時に炎症を起こす症状です。にきびと同じ症状ですが、思春期をすぎてからできるにきびを吹き出物といいます。主に皮脂腺の多い顔や頭、胸、背中にできますが、顔のにきびはコンプレックスの原因にもなり、深刻な悩みに発展することもあります。にきびのできやすさは体質によって個人差があり、皮脂腺の活発な人は症状が特に出やすくにきびのケアが必要です。
初夏や初秋の季節の変わり目が特ににきびのできやすい時期なのでケアも大切になってきます。にきびができやすい思春期は、ホルモンのバランスが変化するからなので、そのにきびは自然に収まっていきます。大人になってできるにきびは、ストレスや生活の乱れ、それから乾燥でも起こります。また便秘のせいで体の中に毒素がたまってそれが体表面に移動し、そのせいでにきびができることもあります。
顔ダニがにきびの元になっているという説もありますが、ケアをきちんと行っていれば、顔ダニは普通無害なので、むしろ顔の余分な皮脂を食べるというくらいで気にすることはないでしょう。にきびはできてしまってからの処置を誤ると、逆に悪化したりにきび跡ができたりするので、気をつけなければなりません。
にきびを正しい方法で処置しないと、色素沈着になったりクレーターのように跡ができたりします。適切なケアで肌を大切にし、食生活や生活習慣も乱れないように気をつけるようにすれば、にきびもできず肌は健康でしょう。
関連サイト
にきびのケアと食生活
にきびに対処していくためには、食生活を振り返ってみることも必要です。にきびにつながってしまうような食生活とは、どういうものでしょうか。にきびの原因になってしまう皮脂を分泌するような食材を用いずに食事をすれば、にきびができにくくなるのは事実です。
にきびのケアで注意したい食生活では、にきびの原因になる食べ物を食べ過ぎることは問題なのですが、忘れてならないのは健康な体を作るためには必要な栄養はきちんと摂取することです。にきびケアのための食事では、特別な食事ではなく、バランスを考え適切な量の食事をしていればいいのです。
肉類の動物性脂肪や、てんぷら、フライなど油をたっぷり使った食事は、血中の中性脂肪が増え、皮脂の分泌を活発にします。にひぎのケアのためには、豚肉や牛肉の代わりに魚介類がおすすめです。米やパンなどの主食成分である炭水化物は、消化されると糖分に分解され、糖分は油分に変わり皮脂の材料になります。
何気なく主食としてたくさん食べてしまう炭水化物ですが、にきびのためには食べすぎは控えなければなりません。同様に糖分を多く含んだ甘い食べ物も、いずれは油分になって皮脂を分泌してしまうので、食べる量には気を配りましょう。
大人のにきびの原因の一つには飲酒もあり、酒はにきびの原因となる糖分を多く含んでおり、また、皮脂の代謝を促すビタミンB群を大量に消費します。お酒は飲みすぎると生活習慣も乱れ、内臓の負担も増やすことになり、肌にはいいことはなにもありません。
にきび予防になる洗顔法
にきびを作らないようにするためには、毎日のスキンケアは欠かせません。にきび予防には洗顔は欠かせないもので、これにより余分に出た皮脂が洗い流され、余計な角質も取り除かれて、きれいになるのです。にきびを予防するのに使う洗顔料は、できるだけ添加物の入っていない、そして肌への刺激が少ないものを選びましょう。
人間の肌は元々弱酸性なので、PH値を乱し肌に余計な負担をかけることのないよう、にきびケアには弱酸性の洗顔料が理想的です。にきび予防の洗顔には、まずお湯を33℃〜37℃のぬるめのお湯を用意し、先に肌をしっかりぬらしておきます。このとき大きな汚れを落として同時に毛穴を開かせながら、細かい汚れも落とすようにするのですが、それにはぬるま湯が最適です。
お湯は熱すぎると、皮脂が落ちすぎて肌の潤いもなくなり、乾燥させてしまうのです。乾燥肌の人の場合、お湯はもっとぬるくてもよく、すでにこの下洗いだけで汚れは70%は落ちるといいます。下洗いの次は、洗顔料を使っての洗顔ですが、ポイントはよく泡立てる事です。
洗顔料の泡をしっかりと立てることは大変大切なことで、弾力が出るほどまで泡立てられると、泡は細かい粒子までになり、この粒子が毛穴の中に入り込むことで汚れもしっかり落ち、にきび予防につながるからです。洗うときごしごしこすってはだめで、手は触れず、泡が転がるような感じで洗いましょう。
すずきは、肌に洗顔料が残ってしまうと、にきびの原因になるので、洗顔の倍の時間を目安に洗い流し、最後に乾いたタオルでこすらないように軽く叩く感じで顔を拭きます。